秘密箱5寸21回仕掛け 箱根峠 を追加しました。
5寸サイズで21回仕掛けの秘密箱です。旅人が箱根の峠を越えてゆく象嵌があしらわれています。
箱根寄木細工の代表的作品であります秘密箱のルーツは、江戸後期の1830年頃と伝えられております。明治時代には「智恵箱」と呼ばれるようになり、現在のような秘密箱が作られるようになったのは1894年(明治27年)頃であり、箱根湯本の指物職人、大川隆五郎によって考案されました。
秘密箱は箱の側面を順番通りにスライドさせると開ける事ができます。スライドさせる回数が多くなるほど難しくなります。回数の少ない箱は4回、多い箱は72回のものもあります。当店内には、125回の秘密箱を展示保存してあります。